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散策:里山コース(約50分)

園内散策:里山コースは公園マップ上オレンジ色の点線で示されています。里山の森から展望台を経て紅葉の森など、主に森の中を歩きます。里山の木々を観察しながら散策します。北口広場から出発します。南口駐車場を始点とする方は7.からはじめてください。

4.橋を渡ると正面の草むらの中に小さな「里山花壇」の案内板があります。里山花壇は10数年前にコナラ等の落葉樹を伐採したエリアで「里山林」と呼び、ヒトリシズカなどの自生の絶滅危惧種やこの公園からは消えてしまい県内の野山でも数が減少している野草(カタクリ、エビネなど)を人工植栽して自然を学ぶ野生植物園の機能を持たせて「里山花壇」と呼んでいます。小さな案内板ですが、見落とさないように読んでいってください。

里山花壇
里山への階段

5.蛍川橋を渡って左に行くとすぐに右側に階段があり、「至 展望広場」とあります。ここが里山への入り口なので、頑張って登って行きます。途中   分岐がありますが、展望広場への標識にしたがって歩きます。里山の樹木はコナラが多く、シラカシ、エゴノキ、クヌギ、ヤマザクラなどがあります。

里山の雑木林
ちびっこ広場

9.紅葉の森から階段を登っていくと、ちびっこ広場に出ます。子ども達がさまざまな遊びで楽しめる多目的広場です。

水車小屋

12.さらに進んで、階段を下りて道に出ると右に水車小屋が見えます。この水車は実際に水の力で回っています。小屋の中には挽き臼(ひきうす)が一つと搗き臼(つきうす)が二つ水車の力で動いています。この公園の周辺でも昭和30年ごろまでは多くの水車が使われていて、揚水・精米・製粉・わら打ちなどの作業に利用されたそうです。

15.突当りのネムノ木がある分岐を右に行きます。小川の生き物などを観察しながら進むと、右側に池が現れます。はす池です。はす池にはコイがたくさんいて、カメもいます。コイが寄ってきますし、カメも泳いでいたり、岩の上で日光浴をしたりしています。

はす池のカメ
アシ原への散策路

13.さらに進めば炭焼き小屋がありますが、コースは水車小屋とは反対方向に行きます。

ちびっこ広場から散策路

10.ちびっこ広場の緩やかな斜面を登っていくと、大きなヤマザクラがあり、右側に休憩所があります。左手にある道に入っていきます。

北口エントランス

1.北口エントランスです。中山駅から四季の森公園プロムナードを歩いて15分ほどで到着します。カツラの木が2本、ハート形の葉でお迎えしてくれます。

カツラの木 ハート形の葉
管理事務所

2.右側に管理事務所とビジターセンターがあります。
  公園マップなど情報を入手しておきましょう。

県立四季の森公園

3.アーチに向かって左手の舗装道路を行き、蛍川橋を渡ります。

ほたるかわ橋

16.そのまま進めば北口広場を経て北口エントランスにつきます。管理事務所の近くには自動販売機とテーブル・椅子がありますから一息ついてください。

南口を始点・終点にしている方は2.から続けてください。

管理事務所
ジャンボすべり台

6.遊具広場や野外ステージが眼下に見え、ジャンボすべり台が見えたらすぐに展望広場です。展望台に登って周囲を見渡してみるのも良いでしょう。

野外ステージ
遊具広場

ジャンボすべり台

展望台

野外ステージ

展望台

 遊具広場

展望広場出口

7.展望広場を真っ直ぐ降りると南口ですが、コースは展望台の右側を回り、右側に降りる階段を下りて再び森の中に入ります。
(南口駐車場を始点とする方は、展望台の左横にある階段を下りれば、ここからコースに入れます。)

 

紅葉の森

8.階段を下り始めるとキブシ、マユミ、ホウノキなどが目につきます。ここではあまり周りを見ながら階段を下りると足元が危ないので注意しましょう。わりと急な階段を降り切るとベンチがあるT字路になり、美しい樹形のケヤキがあります。ここを左に行き、紅葉の森に入ります。紅葉の森にはモミジ、ケヤキ、ヤマグワ、ヤマモミジなどがあり、紅葉が楽しめます。また、新・緑区発足の記念植樹のカエデがあります。 平成6年11月6日とあり、まだ小さな木です。カエデは緑区の木に指定されています。

ベンチノある三差路
サクラの横綱

11.再び森の中に入って進み、分岐をしょうぶ園方面に進むと、右手に「四季の森公園 サクラの横綱」という標識を付けたサクラがあります。

分岐をしょうぶ園へ
アシ原湿原

14.十字路を過ぎると左手にはアシ原湿原があります。アシの説明板があります。アシは「悪し」につながるとのことから、逆にヨシ(良し)とも呼ばれます。鳥や水棲植物の住み家や隠れ家になり、環境を維持する大切な植物です。古来より葦簀(よしず)や葦舟、茅葺き屋根の材料に利用されてきました。古くは日本の事を「瑞穂の国」や「葦原の中つ国」といっておりました。古事記に記されている古代には日本はアシに覆われていたのかもしれません。

春の草原

14.右側は「春の草原」とよばれる野原になります。春はナノハナ、秋にはコスモスが咲き、小川が流れる美しい草原です。

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四季の森公園の風景と散策路

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